世界の経済に大きな影響を与えている人民元


huur86中国はすでに日本のGDPを抜いて世界の経済に大きな影響を与えています。
日本でも中国離れが進みつつあるものの、中国の影響力というのは捨て切れません。

そんな中国の通貨が人民元ですが、円やアメリカドルとは違い固定相場となっています。
中国は膨大な人口を抱え、それを原動力にして著しい経済成長を遂げていますが、人民元の価格は低く抑えられています。
実際には1ドル=2元ぐらいではないかとの計算があるぐらいですが、中国政府としては輸出産業を保護するために、5分の1ぐらいの評価に抑えています。

対中貿易の赤字に苦しむアメリカの圧力や、人民元を低い水準にしておくのが難しいと感じた中国政府の判断によって、2005年に通貨バスケット制を導入しました。
これも固定相場の一種ではありますが、とりあえず人民元はある程度は切り上げられたのです。

中国の外貨準備高は、2005年には7,000億ドルでしたが、2008年には1兆8,000億ドルに膨れあがり、2013年には3兆6,000億ドルにもなっています。
中国政府としては、年間で5%ぐらいずつ人民元を切り上げを行っていくようです。輸出産業を保護しつつも、対米貿易黒字と外貨準備高をなんとか調整する必要があるのでしょう。

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■日本円と人民元の直接取引

これまで日本円はドルを介して人民元と取引していましたが、民主党政権下でついに人民元と円の直接取引が開始されました。
中国は日本にとって大きな貿易相手国で、もちろん中国から見ても日本との貿易というのは重要になっています。

人民元と円が直接取引できるメリットとしては、まずドルを仲介するために手数料が二重となっていたのが、それが不要になったことにあります。
またドルを交いするということは、アメリカドルの相場にも影響されるため、とても不安定な取引にならざるを得ませんでした。
しかし直接取引が開始されたことによって、貿易も投資もとても便利になったと思います。

為替変動のリスクとコストを最小限にできるため、日中の企業両方にとってメリットがあります。
これまで以上に貿易や投資が加速する可能性もありますが、日中の間には為替以外にもいろいろあるため何ともいえません。
少なくとも、金融市場に関しては安定するのではないでしょうかその結果、世界に対する日本円と人民元の影響力もさらに高まるのではないかと言われています。

アメリカドルにしろ、ユーロにしろ、また、ハイローオーストラリアは近年はどても不安定になってきていますので、円と人民元が安定するのであればとても意味があるのではないでしょうか。余談となりますが、BO業者の中には各国の通貨について初心者にも分かり易い説明をしています。もしまだチェックしていない方は是非このような業者を訪問してみて下さい。